三井ホームにいたるまでの道のり13~まとめと失敗点・反省点~

ハウスメーカー選びなど

途中で浮気しつつも結果として三井ホームさんにしたわけですが、最終的になぜ三井ホームさんにしたのか、ハウスメーカー選びにおける失敗点・反省点を交えてお伝えしたいと思います。

なぜ三井ホームさんにしたのか?

全館空調のシステムが素晴らしいから

いやもうこれありきで考えてたと言っても過言ではありません。パンをその辺に放置しておいて半年経ってもカビが生えないとか、感動を超越する何かを感じました。

改めて全館空調のメリットは以下のとおりです。

  • 24時間換気するため風邪をひきにくく、インフルエンザにかかりにくいらしい
  • ホコリが少ないので掃除頻度も少なくて済むらしい
  • 一定の温度を保つため、意外と電気代はそんなに高くならないらしい
  • 室内機が無いので部屋のイメージを損なわない
  • 室外機が少ないので外観もイメージを損なわない
  • 冬は灯油を買いに行ったり、給油する手間がなくなる

一部は実際に住んでみないとわからない点もありますが、ネットで見る限り評判は良さそうです。なぜか実際に導入していない人達に限って否定的な意見が多く聞かれました。

で、「そんなに全館空調システムを気に入っていただけたのでしたら、その導入費用を全部三井ホームが負担します」という営業さんの声で9割近く決まったようなものでした。

まぁ、値引きの範囲だったのかもしれませんがw

設計やデザインが良かった

他社さんにはないデザインだと思います。ハウジングセンターを見ても他社さんのデザインはなんだか似たり寄ったりに感じてしまうんですよね。自由度の高い設計も魅力的でしたね。こちらの要望をしっかり叶えてくれるのも良かったように思います。

機能が良かった

断熱性や気密性が高かったように思います。これがあるからこそ全館空調も活きてくるわけです。あとモデルハウスで感じたのはツーバイシックスで壁に厚みがあるからなのか、外の音が聞こえにくく静かに感じました。逆に、中の音も外にあまり漏れていないように感じました。

質感が良かった

何かと「高い」と言われる三井ホームさんですが、高いのはそれなりに理由があるんだと思っています。もちろん安いのにも理由があるわけです。

ですが、だからと言って決して「お金持ちのための三井ホーム」というわけではなく、私らのような庶民でも予算に合わせた家づくりの提案をしてくれていると思います。それでも安かろう悪かろうということもなく、一定の品質を保ったものを提供してくれているんだと思っています。

こだわればこだわるほど金額が高くなっていきますが、結局どこを切り捨てるかですね。でもベースとなるクオリティは高いと思っています。

提携ローンの金利が低かった

日銀によるマイナス金利政策が始まったのは三井ホームさんと契約した後の話ですが、それでも提携ローンの金利はかなり低かったです。

さすがにネット銀行よりは少し高めですが、我が家の場合は土地購入も合わせないといけなかったため、三井ホームさんの提携ローンで話を進めることにしました。

いくつか提携ローンがある中で福○銀行さんが最も金利が低かったので、こちらにしたかったのですが、諸事情あって他の地方銀行さんのローンを組むことになりました。また、この辺りは機会があればお話したいと思います。

大型クレーンなどの大型重機が入ってこれないのに金額が据え置きだった

たぶんです。ネットで事前に調べたのですが、狭隘な場所での住宅建築は2割ぐらい費用がかさむと聞いていました。三井ホームの営業さんも「上がっても数十万程度だと思います」という曖昧な回答でしたが、見積の金額には体感的にその分が入っていないように感じました。

うろ覚えですが「ウチは多少狭くても施工会社にやらせちゃいますので」というようなことを聞いたような気がします。

パネルなどを細かくして建てるので、確かに時間と手間がかかっていそうなのですが、思ったほど建築費が上がってしまったということもありませんでした。

営業マンが良かった

何だかんだ言って最後はズバリこれですね。どんなに条件が良くても営業マンが良くなかったら、多分断っていました。

三井ホームさんの営業マンはみなさん品が良いようですね。

私達を担当する営業さんは、あまりの落ち着きっぷりに20代だと思わなかったぐらいでしたw

契約後は色々とトラブルがあったのですが、親身になって対応してくれたのも良かったと思っています。

ただこれは当たり外れもあるようですね。他のブログを拝見すると色々とあるようです。私の場合は運が良かったのかもしれません。

ハウスメーカー選びにおける失敗点・反省点

これから家づくりを始めようとしている方や、始めたばかりの方は、私の失敗点や反省点を気に留めていただいたうえで、より良い家づくりをしていただけたらと思います。

カタログ請求を先にすべきだった

気になるハウスメーカーのカタログを片っ端から請求すればよかったです。ハウスメーカーを手始めに知ることは、結構重要なんじゃないかなと思います。カタログを請求すると営業電話がかかってくるかもしれませんが、それはそれで営業マンの質も確認が取れますしね。(実際に営業マンが電話してくるとは限りませんが)

もうちょっと色んなハウスメーカーをじっくり見たかった

結局三井ホームに至るまでに検討したのは、建売物件が4~5件、ZERO-CUBE系、IK社、SR社、AH社だったのですが、他にももっと見たかったなぁというのが正直なところです。

それぞれにメリット・デメリットがあるでしょうから、もっと広い視野で総合的に判断したかったですね。

色んな見学会や体験会に参加したかった

特に工場見学!実際にパネルなどをつくっているところや、耐震性能や耐火性能などを見せてくれる見学会は行きたかったですね。以前にも書きましたが、ネットやパンフレットでは得られない情報を目で見て得られるわけですし。大型バスに乗ってお弁当食べて…と遠足気分を味わってみたかったというのもありますw

もう少し時間をかけるべきだった

総じてこれが言えると思います。ただ、あまり時間的猶予もなかったということも要因の一つです。三井ホームさんに決まるまでがあっという間でした。今のところ三井ホームさんにしたことでの後悔はしていませんが、車よりも高いものを買うのに、もうちょっと検討しても良かったかな、という気持ちです。

などなど反省材料は尽きませんが、実はここには書けない大きな反省材料が一つあります。ですが、それはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

コメント